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韓国・インドネシア国防相会談 戦闘機事業などで「緊密に協力」

記事一覧 2022.11.23 11:40

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は23日、李鐘燮(イ・ジョンソプ)同部長官がカンボジアで開催中の拡大東南アジア諸国連合(ASEAN)国防相会議(ADMMプラス)に合わせ、22日にインドネシアのプラボウォ・スビアント国防相と会談したと発表した。

国防相会談で握手を交わす李鐘燮氏(右)とプラボウォ氏(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

国防相会談で握手を交わす李鐘燮氏(右)とプラボウォ氏(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 李氏は会談で、インドネシアがASEAN加盟国で唯一、韓国と「特別戦略的パートナー関係」を結んでいる国であり、今年7月のジョコ大統領の来韓時に両国首脳が国防・防衛産業協力を両国関係の核心軸と評価したことに言及。インドネシアが主管する多国間共同訓練への参加、対テロ協力、両国による次世代戦闘機KF21の共同開発事業や潜水艦・ヘリコプター事業などでの緊密な協力を高く評価した。

 プラボウォ氏は、インドネシアは韓国との国防・防衛産業協力を全面的に支持し、次世代戦闘機事業も両国の首脳会談で確認した通りに滞りなく進めていくと強調した。

 李氏は、両国間の防衛産業協力を通じたインドネシアの国防力強化は価値を共有する両国関係を強化することはもちろん、インド太平洋地域の平和と安定にも寄与すると期待を示した。

 李氏は22日にフィリピン、ベトナムともそれぞれ国防相会談を開いた。

 フィリピンのファウスティーノ国防相代行との会談では、域内の安全保障情勢を含む両国の関心事を議論した。

 李氏は今月開いた韓国・フィリピン首脳会談で両首脳が戦略的協力の強化で一致したことを取り上げ、高官級交流や共同訓練の拡大、防衛産業協力の強化など国防協力の拡大を希望した。

 ファウスティーノ氏は国防力を高めるため自国軍の近代化に取り組んでいることを説明し、哨戒艦や多目的戦闘機事業での協力に期待を示した。

 ベトナムのファン・バン・ザン国防相との会談では、朝鮮半島を含む地域の安保情勢と両国間の国防交流・協力の活性化策を協議した。

 李氏は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が今月の韓国・ASEAN首脳会議で発表した韓国版インド太平洋戦略の中核パートナー国のひとつがベトナムだとし、国防分野でも高官級交流や共同訓練、防衛産業協力を拡大したいと伝えた。

 ザン氏も、両国間の国防協力を格上げするため高官級交流の拡大や防衛産業協力の活性化、自国の地雷除去での協力、韓国・ASEAN間の国防協力の促進などを提案した。

 一方、李氏はインドネシア、フィリピン、ベトナムとの国防相会談で2030年国際博覧会(万博)の釜山誘致に向けた韓国の努力を説明し、支持を求めた。

tnak51@yna.co.kr

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