韓国最大野党 行政安全相の解任案を国会提出へ=雑踏事故の責任巡り
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2022.11.28 19:58
【ソウル聯合ニュース】韓国の最大野党「共に民主党」は28日、ソウル・梨泰院で158人が死亡する雑踏事故が発生した責任を問い、李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官の解任建議案を国会に提出すると発表した。
同党の朴洪根(パク・ホングン)院内代表が記者会見で発表した。李在明(イ・ジェミョン)代表主宰の戦略会議で決定したという。
同党は29日の議員総会で解任建議案提出決定の報告をし、実務手続きを経て30日に解任案を提出する予定だ。
閣僚の解任建議案は本会議に提出されてから24時間以降、72時間以内に採決しなければならない。無記名投票で行われ、同期間内に採決しなければ廃案となる。
共に民主党は来月2日に予定された本会議での可決を目指す。閣僚の解任建議案は在籍議員の過半数(150人)が賛成すれば可決され、同党は国会で169議席を握っており、単独で可決できる。
これに先立ち、朴氏は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対し、この日までに李氏の罷免を決めるよう要求し、「措置がなされない場合、国会レベルでの決断を下す」と最後通告をしていた。
yugiri@yna.co.kr