韓国伝統仮面劇「タルチュム」 ユネスコ無形文化遺産に登録決定
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2022.11.30 19:18
【ソウル聯合ニュース】国連教育科学文化機関(ユネスコ)は30日、モロッコのラバトで開いた政府間委員会で、韓国政府が推薦した伝統仮面劇「タルチュム」を「韓国のタルチュム」として無形文化遺産に登録することを決定した。韓国の無形文化遺産登録は22件目。
ユネスコの評価機関が今月初め、登録を勧告していた。
タルチュムは舞踊、音楽、演劇の要素が含まれた総合芸術で、不条理な社会問題や道徳的矛盾などの難しいテーマをユーモアと風刺で表現した点が特徴。観客の反応も劇中の要素として活用し、現代芸術にも影響を与えているとされる。
韓国の無形文化遺産登録は22件目。2001年に初めて登録された「宗廟祭礼と宗廟祭礼楽」をはじめ、パンソリ、江陵端午祭などがあり、直近では2020年に釈迦の生誕を祝う仏教行事「燃燈会」が登録された。
ikasumi@yna.co.kr
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