韓国とカリブ諸国 海洋汚染など巡るハイレベルフォーラム開催
記事一覧
2022.11.30 19:42
【ソウル聯合ニュース】韓国とカリブ海地域の国が直面している海洋汚染や気候変動など共通の課題への対応で協力するため、「海洋環境協力パートナーシップ」をテーマにしたハイレベルフォーラムが30日、ソウルで開催された。韓国外交部が伝えた。
同部の朴振(パク・ジン)長官が主宰した同フォーラムには、カリブ海諸国の地域共同体「カリブ共同体」(カリコム)の来年の議長国を務めるバハマの外相や、カリブ諸国連合(ACS)の事務局長などが出席した。
韓国側からは韓国海洋水産開発院、船舶海洋プラント研究所など国内の関連機関や、韓国が設立を主導した国際機関のグローバルグリーン成長研究所(GGGI)、韓国国際協力団(KOICA)などから関係者約100人が出席した。
朴氏は開会のあいさつで、カリブ諸国は韓国にとって大切なパートナーであると強調し、フォーラムを通じて海洋保全や持続可能な海洋の利用のための協力がさらに強化されることを期待すると述べた。
フォーラムでは海洋環境汚染や気候変動への対応のための多様な政策と事例が共有されたほか、水産業、観光業、海運港湾業などの分野での経済協力強化策について意見が交わされた。
同フォーラムは2011年から毎年1回開催されている。
yugiri@yna.co.kr