ロシア原油の上限価格措置参加 「関係国と協議続ける」=韓国政府
記事一覧
2022.12.05 18:14
【ソウル聯合ニュース】主要7カ国(G7)と欧州連合(EU)、オーストラリアが合意したロシア産原油の取引価格の上限措置について、韓国外交部の当局者は5日、「わが国も参加する用意があることを表明している」とし、「関連国と今後も協議を続ける予定」と述べた。
同措置を巡っては、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼企画財政部長官が今年7月にソウルで行ったイエレン米財務長官との会談で、「参加する用意がある」と表明している。
同措置はロシアのウクライナ侵攻に対する追加制裁としてロシアの資金源を抑え込むため、この日から始まった。
参加国は現在1バレル当たり70ドル(約9500円)程度で取引されているロシア産原油の取引価格の上限を60ドルとする。
同当局者は同措置に参加した場合に生じる国内への影響について「わが国は現在、ロシア産原油を輸入する計画がない」とし、影響は大きくないとの見通しを示した。
yugiri@yna.co.kr