行政安全相の解任建議案 国会本会議で報告=9日にも採決へ
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2022.12.08 15:24
【ソウル聯合ニュース】韓国最大野党「共に民主党」が提出した李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官の解任建議案が8日、国会本会議で報告された。
これを受け、金振杓(キム・ジンピョ)国会議長は与野党の院内代表に対して審議のために議事日程を協議するよう要請した。
共に民主党は先月30日、ソウルの梨泰院で158人が死亡した雑踏事故の責任を問うとして李氏に対する解任建議案を提出した。
国会法は、解任建議案は本会議で報告されてから24時間以降72時間以内に採決しなければならないと定めており、共に民主党は通常国会最終日の9日の本会議で採決を行う方針だ。
一方、与党「国民の力」は、李氏の進退問題は雑踏事故の国政調査が行われた後に議論されるべきとの立場を示している。
閣僚の解任建議案は在籍議員の3分の1(100人)以上による発議と過半数(150人)の賛成で可決されるため、国会で169議席を握っている共に民主党が単独で可決できる。解任建議案に法的拘束力はない。
ynhrm@yna.co.kr