韓中外相がテレビ会談 両国関係・北朝鮮問題など議論
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2022.12.12 18:30
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は12日、同部の朴振(パク・ジン)長官と中国の王毅国務委員兼外相が同日午後にテレビ会議形式で会談を行い、韓中関係や朝鮮半島問題などについて議論したと発表した。
中国が10月の党大会で習近平国家主席の3期目体制を固め、11月の20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で韓中首脳が交流活性化の必要性について一致してから、両国外交トップ間のチャンネルが稼働したのは今回が初めて。
韓中外相会談は、今年8月に朴氏が中国・青島を訪問して行われた対面会談以来4カ月ぶり。
青島での会談以降、両国は年内に王氏が韓国を訪問する方向で話し合ってきたが、中国の新型コロナウイルスの感染状況や王氏が最高指導部入りしたことで外相が交代する見通しであることなどを踏まえ、テレビ会談に切り替えられたという。
今回の会談で、両氏は今後の韓中関係発展の青写真を描き、さまざまな課題を管理するための接点を模索したもようだ。
韓国は、北朝鮮核問題の建設的進展に向けて中国が役割を果たすよう重ねて要請したとみられる。
ynhrm@yna.co.kr