韓国の北朝鮮人権大使が訪日 官房長官と拉致問題協議
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2022.12.12 21:12
【ソウル聯合ニュース】韓国の李信和(イ・シンファ)北朝鮮人権国際協力大使が10~12日の日程で日本を訪問し、拉致問題担当相を兼ねる松野博一官房長官らと会談した。外交部が12日伝えた。
外交部によると、李氏は12日に行われた松野氏との面談で、北朝鮮における人権を巡る韓国政府の政策を説明し、韓国と日本の拉致被害者問題を含めた北朝鮮の人権改善に向けた韓日の協力策について話し合った。
李氏は拉致問題の解決に向けた日本政府の努力を支持し、日本政府が拉致問題だけでなく、より包括的な北朝鮮人権問題の解決に向け韓国と共に貢献していくことを期待すると述べた。
同日午後には拉致被害者家族会などの市民団体関係者とも面談した。
李氏は10日に開かれた日本政府主催の拉致問題に関するシンポジウムにも参加し、北朝鮮の人権問題を担当する国連のサルモン特別報告者と面談した。サルモン氏は来年開催予定の北朝鮮女性の人権に関連する行事に李氏を招いた。
yugiri@yna.co.kr