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雑踏事故の遺族会 現場近くに焼香所設置=韓国

記事一覧 2022.12.14 20:56

【ソウル聯合ニュース】158人が死亡した韓国・ソウルの梨泰院雑踏事故の遺族らによる協議会と事故原因の真相究明などを求める市民団体が14日、事故現場から近い広場に焼香所を設置した。

遺族らによる協議会と事故原因の真相究明などを求める市民団体が設置した焼香所(共同取材)=14日、ソウル(聯合ニュース)

遺族らによる協議会と事故原因の真相究明などを求める市民団体が設置した焼香所(共同取材)=14日、ソウル(聯合ニュース)

 焼香所には犠牲者158人のうち遺族が同意した76人の遺影が置かれた。遺影の下には犠牲者の名前と生年月日が記された。遺族が公開に同意しなかった犠牲者については、菊の花の絵が飾られた。

 協議会は報道資料を通じて、「政府が設置した合同焼香所は遺族の意思を確認せずに遺影と位牌なしに市民を迎えた」とし、今回設置した焼香所では遺影と位牌を置き、「本当の追悼と哀悼を始めたい」と説明した。また事故を記憶し、犠牲者を追悼するための措置を取るよう要求したが、政府は追悼空間を積極的に用意せず、遺族が同じ場所に集まること自体を妨げてきたと主張した。そのうえで「犠牲者を追悼する気持ち、遺族への労いの気持ちで多くの市民が焼香所を訪ねてくださることを願う」と呼び掛けた。

 協議会と市民団体は事故から49日目になる16日夕に梨泰院駅前の道路で追悼式を開く予定だ。

yugiri@yna.co.kr

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