韓国 けさのニュース（１２月１５日）
◇尹大統領 きょう国政課題点検会議
尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は１５日午後、国政課題点検会議を主宰する。会議は尹大統領が国民の質問に答えたり、閣僚の発表にコメントしたりする形で１００分間にわたり行われ、テレビで生中継される。尹大統領が主宰する会議が生中継されるのは、１０月２７日の非常経済民生会議に続き２回目。会議は「経済と国民生活」「地方時代のビジョンと戦略」「３大改革課題（年金・労働・教育）」の三つをテーマに行われる。
◇２３年度予算案 与野党が詰めの交渉
与党「国民の力」の朱豪英（チュ・ホヨン）院内代表と最大野党「共に民主党」の朴洪根（パク・ホングン）院内代表は１５日、２０２３年度（１～１２月）予算案を巡って詰めの交渉を行う。金振杓（キム・ジンピョ）国会議長が設定した予算案の処理期限となるこの日午後に開かれる国会本会議を前に、予算案と付随する法案について一括での妥結を目指すとみられる。予算案を巡る与野党の交渉は難航しており、法定処理期限（１２月２日）を過ぎただけでなく通常国会の会期中（１２月９日まで）の成立にも至らなかった。
◇１１月の輸出物価指数５．２％下落 下落幅１３年７カ月ぶり高水準
韓国銀行（中央銀行）が発表した１１月の輸出入物価指数によると、輸出物価指数（２０１５年＝１００）は前月比５．２％下落した１２５．８２だった。前月比の下落幅は０９年４月（６．１％下落）以来１３年７カ月ぶりの高水準となった。ただ、前年同月と比べると８．６％高い。国際原油価格の下落や世界的な需要不振などが重なり、半導体・化学など輸出製品の価格が全般的に下落した。
◇首都圏など大雪に 夜まで降雪
１５日は全国的に曇りで、中部地方を中心に大雪が降る見通しだ。中部地方（江原道中部・南部の東海岸を除く）などでは午前から夜にかけて雪や雨となる。予想積雪量は首都圏（ソウル市、京畿道、仁川市）で３～８センチ（京畿道東部などでは１０センチ以上）。雪や雨は首都圏では午後遅くにやむと予想される。
◇新規コロナ感染者７万１５４人 前週比約５千人増
中央防疫対策本部は、１５日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から７万１５４人増えたと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日に比べ約５０００人増加した。
