韓国のゴルフ場 昨年は市場規模が日本の98.5%に
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2022.12.15 15:38
【ソウル聯合ニュース】韓国レジャー産業研究所が15日に発表した資料「韓国と日本のゴルフ場産業の比較」によると、韓国のゴルフ場の市場規模は昨年8兆5533億ウォン(約8923億円、キャディーフィー含む)で、日本(8兆6857億ウォン)の98.5%の水準だった。
韓国のゴルフ場の市場規模は2011年の3兆9670億ウォンから10年間で2.16倍成長した。
一方、日本は11年の9220億円から昨年は8340億円と9.5%減少した。
キャディーフィーを除いた韓国のゴルフ場の市場規模は昨年、6兆9599億ウォンだった。日本のゴルフ場は9割以上がノーキャディー制で、キャディーが正社員であるためキャディーフィーがゴルフ場の売り上げに含まれる。しかし、韓国のゴルフ場ではほとんどがキャディー付きプレーを実施するため、キャディーフィーがゴルフ場の売り上げから除外される。
韓国のゴルフ人口(2021年基準)は564万人で、日本(560万人)を初めて超えた。
同研究所の徐千範(ソ・チョンボム)所長は「韓国の大衆ゴルフ場は1人当たりの料金(昨年5月)が23万ウォンで、日本のゴルフ場の料金(キャディー付き)5万8800ウォンに比べ3.9倍高い。韓国のゴルフ人口が日本を上回ったが、真の大衆スポーツとなるためにはグリーンフィーの引き下げ、キャディー選択制などの拡大が必要だ」と指摘した。
hjc@yna.co.kr
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