韓国の新規コロナ感染者６．７万人　金曜発表で１４週ぶり高水準

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は１６日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から６万６９５３人増え、累計２８０６万２６７９人になったと発表した。

　新規感染者数は前日（７万１５４人）に比べ３２０１人少ないが、１週間前の９日（６万２７３４人）に比べ４２１９人、２週間前の２日（５万２９７６人）に比べ１万３９７７人多く、緩やかな増加が続いている。

　金曜日に発表される新規感染者数としては９月９日（６万９３９１人）以来１４週ぶりの高水準となった。

　中央災難（災害）安全対策本部の李祥敏（イ・サンミン）第２次長（行政安全部長官）はこの日の会議で「今週は１日平均の新規感染者数が９月第１週以来の６万人台になると予想される」と述べ、オミクロン株の派生型のうち「ＢＮ．１」の割合が顕著に上昇しており、再感染者も増加していると説明した。

　この日の新規感染者のうち海外からの入国者は８２人で、前日より４４人少ない。市中感染者は６万６８７１人。

　重症者数は４７４人と、前日から９人増えた。先月１９日から１カ月近く４００人を上回っている。

　新たな死者は６６人で前日より８人多かった。死者の累計は３万１２９８人。

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