韓中日が保健相会合 感染症対応などでの協力強化を協議
記事一覧
2022.12.16 16:02
【ソウル聯合ニュース】韓中日3カ国は16日、保健相会合をテレビ会議方式で開き、感染症への対応を含む保健分野の協力強化について協議し、共同声明を採択した。
韓国保健福祉部によると、会合には同部の曺圭鴻(チョ・ギュホン)長官、日本の加藤勝信厚生労働相、中国の曾益新・国家衛生健康委員会副主任が参加した。
3カ国は▼感染症対応での協力を通じた保健安全保障の達成▼普遍的医療保障▼健康な老後保障――に関する各国の経験を共有し、協力策を模索した。
3カ国は共同声明で、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)を克服し、未来のパンデミックや地域で流行する感染症の脅威と影響を減らすための努力と行動の重要性を認めたとし、持続的な協力の意志を表明した。
また、声明には普遍的医療保障の達成に向けた知識と専門性を土台に韓中日三国協力事務局、世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局と緊密に協力することや、健康な老後と活力ある高齢社会の達成などに向けた協力を拡大していくことも盛り込まれた。
曺長官は「保健分野は各国の問題や利害関係を超え、国同士が共生し協力しなければならない重要な協力分野の一つ」としたうえで、「3カ国の未来の保健分野での連帯と協力がほかの分野の協力を引き出し、ひいては国際社会の模範となるだろう」と述べた。
hjc@yna.co.kr
キーワード