韓国沿岸の海面水位 33年で9.9センチ上昇
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2022.12.19 12:35
【ソウル聯合ニュース】韓国海洋水産部の国立海洋調査院は19日、韓国沿岸に設置されている21の潮位観測所の資料を基に、1989年から2021年までの間に海面水位が平均9.9センチ上昇したとする分析結果を発表した。年平均の上昇値は3.01ミリ。
海域別に年平均の海面水位上昇をみると、東側の東海沿岸が3.53ミリで最も大きかった。西の黄海沿岸は3.08ミリ、南の南海沿岸は2.55ミリ、それぞれ上昇した。
観測所別には東海の島、鬱陵島が年平均5.29ミリと上昇幅が最も大きく、次いで東海沿岸の浦項、黄海沿岸の保寧と群山、東海沿岸の束草の順だった。
観測期間が国内最長の南西部・木浦の観測所では海面水位が62年間で15.4センチ(年平均2.49ミリ)上昇した。
国立海洋調査院は2100年までの海面水位の上昇予測値も算出が終わり次第、発表する予定だ。
mgk1202@yna.co.kr