40~64歳の56%が持ち家なし 6割近くは借り入れあり=韓国
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2022.12.20 16:22
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が20日発表した統計によると、韓国で昨年、40~64歳のうち住宅を所有する割合は43.8%だった。この年代の57.3%に借り入れがある。
昨年11月1日時点で40~64歳の人口は約2018万2000人で、1年前に比べ0.5%増加した。国内の韓国人人口の40.3%を占める。
このうち住宅を所有するのは約884万4000人(43.8%)と、前年から0.7ポイント拡大した。この割合は徐々に上がっているものの、依然として半数に届かない。60代前半で所有する人が46.0%で最も高かった。年齢層が下がるほど割合も低く、40代前半は39.7%にとどまった。
所有する住宅の資産価値は「1億5000万ウォン(約1540万円)超~3億ウォン以下」が26.5%、「6000万ウォン超~1億5000万ウォン以下」が25.8%。また「6億ウォン超」は12.6%だった。
40~64歳で金融機関からの借り入れがあるのは全体の57.3%で 前年から0.8ポイント拡大した。借入残高の中央値は前年比11.6%増の5804万ウォンで、住宅所有者の場合は1億16万ウォンと、持ち家のない人(3019万ウォン)の約3.3倍に上った。
この世代のうち、4大社会保険に加入するなど行政資料で就業者に分類される人は66.4%に当たる約1340万2000人だった。
77.1%が勤労所得または事業所得があり、所得額は平均3890万ウォンで前年を5.4%上回った。男性が5026万ウォン、女性が2493万ウォンだった。40代後半が4239万ウォンで最も多く、60代前半が2646万ウォンで最も少なかった。
mgk1202@yna.co.kr