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韓国 けさのニュース(12月21日)

記事一覧 2022.12.21 10:00

◇雑踏事故で与野党が初めて現場調査実施 ソウル警察庁など対象

 韓国で158人が死亡したソウルの梨泰院雑踏事故を巡り、事故の真相究明と再発防止のための国会による国政調査の特別委員会は21日、初めての現場調査を行う。現場調査の対象は梨泰院派出所やソウル警察庁、ソウル市庁など。与野党は11月23日、雑踏事故を巡る国政調査を実施することで合意した。だが、李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官の解任建議案を最大野党「共に民主党」が国会に提出。今月11日の国会本会議で、同党が可決させたことを受け、特別委の与党「国民の力」所属の委員らがこれに反発して辞意を表明したが、20日に復帰することを決めた。

11月23日、梨泰院雑踏事故の国政調査実施で合意した与野党の院内代表=(聯合ニュース)

11月23日、梨泰院雑踏事故の国政調査実施で合意した与野党の院内代表=(聯合ニュース)

◇企画財政部が尹大統領に新年業務報告へ 「国民への報告」形式

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は21日、企画財政部から2023年度(1~12月)の業務報告を受ける。同日から始まる各官庁の新年業務報告は、当局者だけでなく民間の専門家と国民も参加する「国民への報告」形式で進められる。企画財政部はまず、マクロ経済の見通しと主要政策をはじめとする来年の「経済政策方向」を発表する。続いて政府関係者と民間の専門家が政策の方向性について討論する。同部の業務報告は「非常経済民生会議」と大統領諮問機関の「国民経済諮問会議」も兼ねる。

◇首都圏を中心に大雪 夕方ごろまで

 21日未明から首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)を中心に雪が降っており、気象庁は午後にかけて首都圏、江原道の内陸・山間部、忠清北道北部、慶尚北道北部の内陸、済州島の山間部で突風や雷を伴って大雪が降ると予想した。京畿道南部の一部を除く首都圏などには大雪注意報が発令されている。雪は大半の地域で午後遅くから夕方にかけてやむ見通しだが、江原道の内陸・山間部、忠清北道、全羅北道東部、慶尚道西部の内陸、済州島の山間部では夜遅くまで雪または雨が降り続く見通しだ。

◇旧正月連休の列車乗車券前売り開始 京釜線など

 韓国鉄道公社(コレール)は21日午前7時から午後1時まで、京釜・慶全・東海・忠北・中部内陸・慶北の各路線について旧正月(来年は1月22日)連休の列車乗車券の前売りを行う。前売りはオンラインや電話で行われ、対象は来年1月20~24日に運行されるKTX(高速鉄道)、ITXセマウル号、ムグンファ号など。22日には湖南・全羅・江陵・長項・中央・太白・嶺東・京春線の前売りが行われる。

◇首都圏のマイホームは年収10年分 ソウルは14年分 

 国土交通部が発表した2021年の住居実態調査の結果によると、年収の何年分で家が買えるかを示す指標(PIR)は首都圏で10.1と、前年(8.0)に続いて過去最高を記録した。年収を全てつぎこんだ場合にマイホームが買えるまでの期間が8年から10.1年へと約2年長くなることを意味する。首都圏のPIRは08年から19年まで10年以上6.7~6.9にとどまっていたが、住宅価格が急騰した20年には8.0となり、昨年は初めて2桁台を記録した。なかでも、ソウルのPIRは20年の12.5から14.1に跳ね上がった。ただ、住宅価格の下落により今年はこの数値が減少する見通しだ。

◇新規コロナ感染者8万8172人 約3カ月ぶり高水準

 中央防疫対策本部は、21日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から8万8172人増えたと発表した。新規感染者数は1週間前の14日に比べると約3600人多く、約3カ月ぶりの高水準となった。

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