韓国 けさのニュース(12月22日)
◇厳しい寒さ 日中も気温上がらず
二十四節気の一つ「冬至」の22日、各地で朝の気温が大幅に下がった。午前5時にソウルは氷点下6.4度、仁川市は氷点下5.8度、京畿道・水原は氷点下5.9度、江原道・春川は氷点下5.2度などを観測した。日中も冷え込んだままで、最高気温は低い所で氷点下8度、高い所でも3度にとどまる見通しだ。全国的に雲に覆われ、大雪が予想される忠清南道と全羅道、済州島には大雪注意報が出されている。
◇屋内でのマスク着用 政府・与党が今後の扱いを議論
政府と与党「国民の力」は22日、新型コロナウイルス対策として義務付けられている屋内でのマスク着用に関し今後の扱いを話し合う。着用義務を段階的に解除する案や解除の時期などを議論するとみられる。政府はこの議論を土台に、23日の中央災難(災害)安全対策本部の会議でマスク着用義務の調整案を発表する計画だ。早ければ来月中旬ごろから、着用義務が緩和されるとの見方もある。
◇住宅所有が多い上位100人 1人当たり226戸
複数戸の住宅を所有する人のうち上位100人の所有状況をまとめた資料によると、昨年11月1日時点でこれら100人は計2万2582戸の住宅を所有し、今年1月1日の公示価格に基づく住宅の資産価値は2兆9534億ウォン(約3050億円)に上った。1年間で戸数は9.1%、資産価値は17.0%、それぞれ増加した。1人当たりの平均所有戸数は226戸で、前年から19戸増えた。
◇総合株価指数が今年21.9%下落 G20でロシアに次ぐ下げ率
韓国取引所によると、韓国を代表する株価指数、総合株価指数(KOSPI)の今月20日の終値は2333.29で、年初(2988.77)に比べ21.9%下がった。主要20カ国・地域(G20)では、ウクライナ侵攻を続けているロシア(40.4%下落)に次いで下落率が大きかった。それ以外の14カ国も主要株価指数が下がったが、下落率はほとんどが20%を超えていない。韓国の場合、最もウエートの大きい半導体の業況悪化が響いた。
◇新規コロナ感染者7万5744人 重症者547人に増加
中央防疫対策本部は22日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から7万5744人増えたと発表した。重症者数は547人と、約3カ月ぶりの高水準となった。