韓国・現代自の米国販売が累計1500万台 進出37年で
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2022.12.22 11:19
【ロサンゼルス聯合ニュース】韓国自動車大手の現代自動車が米国市場で累計販売台数1500万台を達成した。同社の米国販売法人が21日(現地時間)発表した。
現代は1986年1月、韓国で生産した小型セダン「エクセル」を輸出することで米市場に進出した。進出20年目の2005年に南部アラバマ州に最初の生産工場が完成。累計販売台数は07年に500万台、15年には1000万台に達した。
累計販売台数が最も多いモデルは1991年に販売を開始したコンパクトセダン「アバンテ(現地名エラントラ)」で、2022年12月までに353万台を売り上げた。次いで中型セダン「ソナタ」が314万台、多目的スポーツ車(SUV)「サンタフェ」が191万台、小型セダン「アクセント」が136万台、SUV「ツーソン」が134万台となっている。
進出当初の販売は小・中型セダンが中心だったが、近年はSUVが伸びており、サンタフェとツーソンが累計販売トップ5に入った。
また、昨年12月に販売を開始した電気自動車(EV)専用モデルの「アイオニック5」が2万台を超えたほか、「コナ」EVモデルも累計販売が9000台に迫っている。現代は「米市場で電動化をリードするため、EVやハイブリッド車(HV)などのエコカー販売に力を入れている」と説明した。
同社は今年10月に南部ジョージア州でEV専用工場の起工式を開いた。年産能力は30万台で、25年の量産開始を目指す。
mgk1202@yna.co.kr