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韓国 きょうのニュース(12月26日)

記事一覧 2022.12.26 18:00

◇北朝鮮の無人機が韓国領空を侵犯 約5年ぶり

 韓国軍合同参謀本部によると、26日午前10時25分ごろからソウル郊外の京畿道で北朝鮮の無人機と推定される未詳の航跡が確認された。無人機は数機という。北朝鮮の無人機が韓国の領空を侵犯するのは2017年6月以来となる。韓国軍は南北軍事境界線(MDL)の北側で無人機を確認し、複数にわたって警告放送と警告射撃を実施。さらに空軍の戦闘機や攻撃ヘリコプターなども投入し、撃墜作戦を展開した。北朝鮮の無人機は京畿道・金浦や坡州、江華島で確認され、数機が別々の航跡を見せた。一部は民家がある地域まで南下。ソウル付近にも接近したという。

2017年に発見された北朝鮮の無人機(資料写真)=(聯合ニュース)

2017年に発見された北朝鮮の無人機(資料写真)=(聯合ニュース)

◇空軍の軽攻撃機が畑に墜落 操縦士2人は無事

 26日午前11時40分ごろ、中部の江原道横城郡内の畑に韓国空軍の軽攻撃機「KA1」1機が墜落した。空軍によると、操縦士2人は緊急脱出した。同機は畑に墜落した後、火は消し止められ、現時点で民家の被害は確認されていない。この軽攻撃機は付近の基地所属で、基地から離陸する際に墜落した。脱出した操縦士の意識ははっきりしているという。軍が事故のいきさつを調べている。同機は北朝鮮無人機の対応作戦のため投入された際に事故を起こしたという。

◇政府が韓国企業だけの寄付で弁済推進 徴用被害者側「強く反対」

 日本による植民地時代の徴用被害者側は、日本の加害企業ではなく韓国企業の寄付だけで財源を確保し、被害者に賠償金の代わりに弁済する案を政府から通知されたと明らかにした。被害者側は日本の被告企業の参加と謝罪がない案に強く反対する立場を示した。2018年に日本企業への賠償命令が確定した訴訟の原告である徴用被害者側の代理人と支援団体がソウルと南西部・光州で記者会見を開いた。徴用問題の解決策を巡る政府との対立は今後も続くとみられる。

◇最大野党代表 検察の出頭要請に応じない可能性も

 革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が京畿道城南市の市長だった当時にオーナーを務めていたプロサッカークラブ、城南FCへの寄付金を巡る疑惑に絡み、検察から事情聴取のため李氏の出頭要請があったことを受け、党内部では出頭の是非を巡って意見が分かれている。李氏側は出頭を求められた28日には物理的に出席できないと主張しており、現在のところは事情聴取に応じない可能性が高い。李氏側の関係者は「出席が難しいと知りながら日付を一方的に通知したのは、李氏が捜査に応じないという『フレーム』を意図したものだ」と検察に対して不満を表した。

◇大統領室前の公園 来春に市民に開放 

 ソウルの大統領室前にある竜山公園が来年4~5月ごろ、市民に開放される。関連予算が与野党の合意により国会で可決された。公園が開放されれば市民は大統領室庁舎の2階と5階に設置されている大統領執務室をフェンス越しに見ることができる。国土交通部は竜山公園造成のための来年度(1~12月)予算277億ウォン(約28億円)を確保した。在韓米軍から返還された敷地に公園を造成することに使われる。

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