Go to Contents Go to Navigation

「脳を食べるアメーバ」感染 韓国で初確認=タイから帰国の男性

記事一覧 2022.12.26 17:17

【ソウル聯合ニュース】脳に侵入して組織を溶かすアメーバ「フォーラーネグレリア」を原因とする原発性アメーバ性髄膜脳炎の感染者が韓国で初めて確認された。韓国の疾病管理庁が26日発表した。

米疾病対策センター(CDC)が製作したフォーラーネグレリアによる髄膜脳炎発症の流れ(疾病管理庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

米疾病対策センター(CDC)が製作したフォーラーネグレリアによる髄膜脳炎発症の流れ(疾病管理庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 感染者はタイに4カ月滞在していた50代の男性で、10日に帰国した当日から症状が出て、翌11日に救急救命室に移送されたが21日に死亡した。

 このアメーバは、淡水や土壌に存在し、感染症を引き起こすことがあるという。

 1937年に米バージニア州で初めて確認された後、2018年までに381件が報告された。感染事例は少ないものの、感染した場合の致死率が極めて高く、「脳を食べるアメーバ」と呼ばれ恐れられている。人から人に感染することはないと知られている。

 池栄美(チ・ヨンミ)疾病管理庁長は、この感染症が報告された地域を旅行する場合は水遊びなどを控え、清潔な水を使用するなど、注意しなければならないと呼び掛けた。

yugiri@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。