ここ2週間は50年ぶりの寒さ 来月後半には平年並みの気温に=韓国
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2022.12.27 16:21
【ソウル聯合ニュース】韓国気象庁によると、厳しい寒さが続き西海岸や南部の済州島を中心に大雪が降った今月14~26日の全国の平均気温は氷点下4.2度で、気象観測網の拡充が本格化し始めた1973年以降で最も低かった。
同庁はここ2週間の寒波と大雪の原因について、北極と中緯度地域の気圧の差により北から強い寒気が南下する「負の北極振動」を挙げている。
2020年8月から続いているラニーニャ現象も寒波の原因という。ラニーニャ現象が起きると日本の南東側に低気圧が発達し、韓国に北側の乾燥した冷たい空気が流れ込む傾向がある。
気象庁は、北極振動の強さなどにより変わるものの、来年1月までは気温が平年並みまたは平年より低くなり、1月後半には移動性高気圧の影響で気温が平年並みになると予想している。
tnak51@yna.co.kr
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