金正恩氏「党組織の戦闘力増大を」 北朝鮮で党中央委総会3日目
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2022.12.29 08:28
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は28日、党中央委員会総会拡大会議3日目の報告で、今年の党の活動と強化における多くの変化と進展を総括した上で「党組織の戦闘力を常に増大させ、党事業をより斬新に推し進めていかなければならない」と強調した。朝鮮中央通信が29日報じた。
この日は経済建設・経済活動など解決が急がれる国家事業に関し金徳訓(キム・ドクフン)首相が「提議」した後、各部門の幹部が討論した。
金正恩氏は総会初日の26日にこの1年の事業を評価し、2日目には来年の「国防力強化の新たな核心目標と対敵闘争方向」を提示した。同氏が3日間の報告を通じて来年度の国政運営の大枠を提示したことを受け、各分科は詳細な履行計画を策定するための議論を行っている。
その結果は総会最終日に決定書として採択後、公開される見通しだ。対韓国など外交政策の内容も注目される。
予算案などの詳細は来年1月17日に予定されている最高人民会議(国会に相当)で議決されるとみられる。
党を中心に統治される北朝鮮で、党中央委員会は党大会が開催されない期間に総会を開いて内外の主要政策を議論、議決している。
mgk1202@yna.co.kr