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尹大統領「韓日関係の懸案解決へ共に努力を」 公明党代表と会談

記事一覧 2022.12.29 20:12

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は29日午後、ソウルの大統領室庁舎で公明党の山口那津男代表の表敬訪問を受けた。

尹錫悦大統領(右)がソウルの大統領室庁舎で公明党の山口那津男代表の表敬訪問を受けた。握手を交わす両氏(大統領室提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

尹錫悦大統領(右)がソウルの大統領室庁舎で公明党の山口那津男代表の表敬訪問を受けた。握手を交わす両氏(大統領室提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 大統領室によると、尹大統領は山口氏との会談で「北の挑発に対抗し、安全保障を巡り(韓日)両国が緊密な協力をしなければならない」と述べたうえで「これと共に韓日関係の懸案が早急に解決されるよう共に努力したい」と呼び掛けた。

 「韓日関係の懸案」は日本による植民地時代の徴用被害者への賠償問題を意味するとみられる。同問題を巡り両国は外交当局による局長級協議などを続け、解決策を模索している。

 日本メディアによると、岸田文雄首相は前日、山口氏に対し、韓日両政府が懸案解決に向け首脳会談をはじめ外交当局間などで協議を行っているとしたうえで、韓国側の関係者に理解とサポートを要請するよう依頼したという。

 尹大統領はまた金浦(ソウル)―羽田(東京)線の再開などに触れ、「近ごろは両国国民の交流が明確な増加傾向を示している」とし「多方面の人的交流活性化のため政府はもちろん国会レベルでも努力していかなければならない」と強調した。

 尹大統領は公明党と山口氏が韓日関係の改善のため多くの役割を担ってきた点を評価した。

 山口氏は一連の北朝鮮による挑発に言及し、これに対応するための韓米日の協力が非常に重要だと応じた。

 また日本政府が反撃能力(敵基地攻撃能力)保有を明記した安保関連3文書を閣議決定したことに関連し、今後の議論が域内の平和に寄与する方向で進められるよう党レベルで努力すると話した。

 山口氏は前日発表された韓国独自のインド太平洋戦略について歓迎と支持を表明した。また岸田首相のメッセージを伝え、尹大統領はこれに謝意を表した。

 山口氏の訪韓は2017年以来、約5年ぶり。尹大統領の表敬に先立ち、日本人2人を含む158人が死亡したソウルの梨泰院雑踏事故の現場を訪れ、献花した。

 30日に朴振(パク・ジン)外交部長官と面会し、31日に帰国する予定だ。

yugiri@yna.co.kr

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