来月から電気料金値上げ　４人家族なら月４２０円の負担増＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部と韓国電力公社は３０日、２０２３年１月から電気料金を１キロワット時当たり１３．１ウォン（約１．４円）引き上げると発表した。引き上げ額は第２次オイルショックの時期だった１９８１年以降で最も大きい。使用量が平均的な４人世帯の場合、電気料金が月に４０２２ウォン（約４２０円）上がることになる。

　韓国電力公社は今回の料金値上げにより約７兆ウォンの追加収入を得られ、赤字解消へ道が開けると期待される。ただ、政府が算出した来年の電気料金引き上げ適正額（１キロワット時当たり５１．６ウォン）を四半期ごとに均等に分割して反映する場合、来年の同公社の赤字額は１兆３０００億ウォンに達すると見込まれる。

　政府は一方、ガス料金については来年１～３月期は据え置くと発表した。

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