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雑踏事故で初の起訴 事故懸念の報告書削除指示で=韓国

記事一覧 2022.12.30 19:31

【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウルの梨泰院で起きた雑踏事故を巡り、ソウル西部地検は30日、事故発生を懸念して作成された報告書などの削除を指示したとして、当時、ソウル警察庁公共安寧情報外事部長だった朴成ミン(パク・ソンミン)氏と現場を管轄する竜山警察署の情報課長だったキム・ジンホ氏を証拠隠滅教唆や公用電子記録など損傷教唆の罪で起訴した。

取り調べを受けるため11月24日に特別捜査本部に出頭した朴被告=(聯合ニュース)

取り調べを受けるため11月24日に特別捜査本部に出頭した朴被告=(聯合ニュース)

 また、キム氏の指示で報告書を実際に削除した竜山署の情報課職員は証拠隠滅と公用電子記録損傷の罪で在宅起訴した。

 梨泰院の雑踏事故の捜査が始まってから、関係者が起訴されたのは今回が初めて。

 朴氏は事故の捜査が始まった直後の先月2日、事故現場を管轄する竜山署も含む所轄警察署の情報課長でつくるメッセージアプリのグループトークに「監察と家宅捜索に備え、情報報告書を規定通りに削除しろ」というメッセージを送ったとされる。

 キム氏はこのような指示に従って、業務用のパソコンに保存された報告書を削除するよう情報課職員に指示したとされる。

yugiri@yna.co.kr

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