韓国統一相 「誤った道に固執」と北朝鮮非難=朝鮮半島の平和呼びかけ
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2023.01.02 17:27
【ソウル聯合ニュース】韓国の権寧世(クォン・ヨンセ)統一部長官は2日、同部の仕事始め式で、「北の政権は年明けから北の住民の厳しい生活から目を背け、住民の生命を脅かし、大量破壊兵器の開発を続けると主張するなど、誤った道に固執している」と批判し、「何のために新年からこのような威嚇を行っているのか、北がもう一度考えてほしい」と述べた。
また、「われわれは資源と力を国民の暮らしのために使おうと最善を尽くしている」とし、「国民の安全に関わる挑発に対しては強く隙なく備え、対応するのみ」と強調した。
権氏は「2023年には北がこれまでの誤った選択から抜け出し、朝鮮半島の真の『非核・平和・繁栄』の道に参加することを心より促す」と重ねて強調した。
同部職員に対しては、「われわれの努力で変化の基盤を固めたのが昨年だとすれば、今年は実質的な南北関係の転換と(南北)統一準備の成果を成し遂げる1年にならなければならない」と強調した。また、「現在の朝鮮半島情勢は非常に流動的で不確実だ」とし「統一部の対応が何より重要な時期であり、われわれが主体となって南北関係転換の機会を用意しなければならない」と指示した。
yugiri@yna.co.kr