香港・マカオからの渡航者に入国前コロナ検査義務付け 7日から=韓国
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2023.01.03 14:41
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は、新型コロナウイルスの感染が急拡大した中国からの入国者に2日から義務付けている検疫措置の一部を隣接する香港とマカオからの入国者にも適用する。
中央防疫対策本部は3日、香港とマカオからの入国者に対し、7日から韓国行き航空機の搭乗前に行ったPCR検査または医療用迅速抗原検査の陰性証明書の提示を義務付けると発表した。航空機に搭乗する際、入国時に提出が必要な検疫情報を事前に入力するシステム(Qコード)で韓国内の住所と連絡先の登録も求める。
同本部は、近ごろ香港で感染者数と死者数が増加していることや先月の香港からの入国者数が中国からの入国者数を上回ったこと、さらに主要国の動向も踏まえてこうした措置を決定したと説明している。
政府は中国からの渡航について、入国前後の2回の検査を義務付け、短期ビザ(査証)の発給を制限している。
香港とマカオからの渡航に対してはこれらを全て適用するのではなく、入国前の検査とQコードへの登録のみを義務付ける。ただ、入国時に感染が疑われる症状のある人は検査を受ける必要があり、空港検査センターで陽性が判明した短期滞在の外国人は近隣の施設で7日間隔離される。入国後の検査費用と陽性時の施設宿泊費は本人負担となる。
tnak51@yna.co.kr
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