韓国疾病管理庁と日本の国立感染症研究所 中国のコロナ状況巡り協議
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2023.01.05 20:20
【ソウル聯合ニュース】韓国の疾病管理庁は5日、同庁の池栄美(チ・ヨンミ)庁長と日本の国立感染症研究所の脇田隆字所長が同日、緊急のテレビ会議を行い、中国からの入国者の新型コロナウイルス感染率などについて情報と意見を交換したと発表した。

仁川国際空港の新型コロナウイルス検査センターに向かう入国者。韓国政府は感染者が急拡大した中国からの渡航者に入国直後のPCR検査を義務付けている。5日からは、中国で韓国行き航空機に搭乗する人に新型コロナ検査の陰性証明書の提出を求めている=5日、仁川(聯合ニュース)
同庁は前日、米保健福祉省、米疾病対策センター(CDC)と中国から入国者への対応をテーマに実務協議を行っている。
池氏は「今後も米国、日本など主要国と中国からの入国者の関連状況などを共有し、新型コロナ対応のための協力を続けていく」とし「国外の疾病管理機関の専門家らと常時ネットワークを通じて海外から流入する感染症に先制的に備え、対応する」と述べた。
yugiri@yna.co.kr