北無人機の大統領室接近　「軍の報告受けすぐに公表」＝韓国大統領室

【ソウル聯合ニュース】韓国領空を侵犯した北朝鮮の無人機１機がソウルの飛行禁止区域の北端を通過したことが確認されたとする５日の発表に絡み、大統領室高官は同日、軍当局が結論付けたのが３日であり、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は４日にこの報告を受けて、すぐに国民へ公表するよう指示したと説明した。

　大統領室の情報公開が遅かったとする批判への反論と受け止められる。

　飛行禁止区域は大統領室と国防部の庁舎を中心とする半径３．７キロの区域を指す。

　先月２６日に韓国に侵入した無人機が飛行禁止区域を通過した航跡がレーダーの記録から見つかったのが１月１日で、別のレーダーにも記録が残っているかチェックをし、通過した可能性が高いと判断したのが３日だったと説明した。

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