韓国外相　マレーシアに実質的な協力強化を提案

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴振（パク・ジン）外交部長官は６日、マレーシアのザンブリー外相と電話で会談し、高官級交流や防衛産業、インフラ、スマートシティーなどの分野での協力の強化を提案した。

　同部によると、朴氏は両国が１９６０年の国交樹立後、多様な分野で協力関係を発展させてきたことを評価するとともに、実質的な協力強化を提案した。

　また、マレーシア側に韓国政府のインド太平洋戦略、韓国・東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）連帯構想を説明。戦略的な意思疎通の強化や、韓国が目指す２０３０年国際博覧会（万博）の釜山誘致への支持も要請した。

　双方は北朝鮮の弾道ミサイル発射が朝鮮半島だけでなく地域と国際社会全体に脅威となるとの認識を共有し、国際社会の団結した対応が必要だという意見で一致した。

　北朝鮮の非核化措置に合わせて経済支援などを行うという韓国政府の「大胆な構想」に対するマレーシア側の支持も改めて確認した。

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