LG電子の営業益9割減 4年ぶり低水準=10~12月期
経済
2023.01.06 17:22
【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子が6日発表した2022年10~12月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比91.2%減の655億ウォン(約69億2000万円)だった。売上高は同5.2%増の21兆8597億ウォンで、四半期として過去最高を記録した。
10~12月期の業績は、金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが集計した営業利益の市場予想(3193億ウォン)を79.5%下回り、前期比でも91.2%急減した。
LG電子の四半期ベースの営業利益が1000億ウォンを割り込んだのは、2018年10~12月期(757億ウォン)以来4年ぶり。新型コロナウイルス特需が消えた上に世界的な景気低迷で製品需要が全般的に委縮したためと分析される。
LG電子の22年通期の売上高は83兆4695億ウォンで、21年に記録した過去最高額(73兆9000億ウォン)を更新した。年間売上高が80兆ウォンを上回ったのは初めて。
22年通期の営業利益は3兆5472億ウォンで、前年比12.6%減少した。
ynhrm@yna.co.kr
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