中国からの入国者 空港検査で15%陽性=韓国
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2023.01.08 17:07
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部によると、7日に中国から仁川国際空港に到着した1267人のうち90日以内の短期滞在の外国人291人が空港で新型コロナウイルスのPCR検査を受け、43人(14.8%)が陽性と判明した。7人に1人の割合で韓国到着後に感染が確認された。
中国での感染急拡大を受け、韓国政府は2日から、中国からの渡航者に対し到着後のPCR検査を義務付け、5日からは中国を出発する韓国行き航空機の搭乗前に新型コロナのPCR検査または医療用迅速抗原検査での陰性証明書の提出を求めている。
陽性率は4日の31.4%から5日は12.6%に下がったが、6日は23.5%に急上昇し、7日は再び下がった。渡航前の検査で陰性だったが韓国到着後に陽性となる場合があり、防疫当局は中国からの入国者の感染状況を引き続き綿密に監視する方針を明らかにした。
水際対策が強化された2日以降、中国から仁川空港を通じて入国した人は計7465人で、空港で検査を受けた短期滞在者の累計陽性率は21.7%(1643人のうち357人陽性)だった。
hjc@yna.co.kr
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