韓国統一相 18年ぶりダボス会議出席へ=尹大統領に同行
政治
2023.01.11 17:04
【ソウル聯合ニュース】韓国の権寧世(クォン・ヨンセ)統一部長官が14日から6泊8日の日程で予定されている尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領のアラブ首長国連邦(UAE)とスイス訪問に同行し、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)に出席する。同部の関係者が11日、伝えた。
権氏は国連児童基金(ユニセフ)をはじめとする国際機関や国際非営利団体との面談も計画しているとされる。北朝鮮の非核化措置に合わせて経済支援などを行うという尹錫悦政権の「大胆な構想」について説明し、国際社会に関心と支持を呼び掛けると予想される。
長官就任後に外国を訪れるのは、昨年10月のドイツ訪問に続いて2回目となる。
権氏は先月16日に主要国の大使と国際機関の韓国事務所長を招き、政府の統一・対北朝鮮政策について説明会を開くなど、国際社会に対し「大胆な構想」への協力を求めることに注力してきた。
統一部長官がダボス会議に出席するのは18年ぶり。2005年1月に当時の鄭東泳(チョン・ドンヨン)長官が盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の特使として会議に出席し、基調演説で北朝鮮核問題の平和的解決を強調した。
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