尹大統領　各界重鎮ら１万５千人に旧正月のギフト

【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室は１２日、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領が就任後初めて迎える旧正月（今年は１月２２日）に合わせ、各界の重鎮をはじめとする約１万５０００人にギフトを贈ったと明らかにした。

　国と社会の発展に貢献した各界の重鎮、国のために戦った「護国英雄」と遺族、社会的弱者らのほか、国会半導体特別委員会の関係者らにもギフトが贈られた。

　ギフトは慶尚北道・義城のトックク（韓国の雑煮）用の餅、全羅南道・新安のノリ、江原道・麟蹄の干しダラ、忠清南道・青陽のシイタケ、慶尚南道・統営の煮干し、仁川・甕津のエビを詰め合わせたもの。

　大統領室は「コメをはじめとする農水産物の消費を促進し、各地の和合を願う意味でギフトを構成した。旧正月に大切な人と一緒にトッククを食べ、心を通わせてほしいという気持ちでトックク用のセットを準備した」と説明した。

　尹大統領はギフトに添えたメッセージカードに「２０２３年、偉大なる国民の皆さんと一緒に新たな飛躍を成し遂げたい」と記した。

tnak51@yna.co.kr