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昨年のCD輸出額が過去最高更新 K―POP市場好調で=韓国

記事一覧 2023.01.16 09:53

【ソウル聯合ニュース】K―POP市場の好調が続き、昨年の韓国のCD輸出額が過去最高を更新したことが16日、分かった。

BTS(ビッグヒットミュージック提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

BTS(ビッグヒットミュージック提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 関税庁の輸出入貿易統計によると、昨年のCD輸出額は2億3311万3000ドル(約300億円)で、前年比5.6%増加した。

 韓国のCD輸出額は2017年に初めて4000万ドルを突破後、毎年成長を続け、20年に1億ドル、21年に2億ドルを超えた。

 20年以降、新型コロナウイルスの世界的な流行でK―POP公演の海外開催は困難になったが、CDを購入する海外K―POPファンの財布のひもは緩み、CD市場は好調に推移した。

 昨年の最大の輸出先は日本(8574万9000ドル)だった。次いで中国(5132万6000ドル)、米国(3887万7000ドル)の順。このほか台湾、オランダ、タイ、香港、ドイツ、インドネシア、フランスが10位内に入った。

 各芸能事務所は所属アーティストの具体的なCD輸出額について明らかにしていないが、世界的な人気を誇るグループや歌謡界で頭角を現した新人ガールズグループが売り上げをけん引したとみられる。

 韓国音楽コンテンツ協会運営の音楽チャート「サークルチャート」の年間アルバムチャートによると、昨年の売上枚数トップはBTS(防弾少年団)の「Proof」(348万枚)だった。次いで、Stray Kids(ストレイキッズ)の「MAXIDENT」(318万枚)、SEVENTEEN(セブンティーン)の「Face the Sun」(287万枚)、BLACKPINK(ブラックピンク)の「Born Pink」(252万枚)などの順。

 新人ガールズグループブーム旋風の主役となったIVE(アイブ)のシングル「After LIKE」は165万枚のセールスを記録した。

 K―POPが世界的な人気を博しているが、CDの輸出先が日本、中国、米国の3カ国に集中している点は克服すべき課題となっている。

hjc@yna.co.kr

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