尹大統領とドバイ首長が会談　「最も信頼できるパートナー」へ期待表明

【ドバイ聯合ニュース】アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）を国賓訪問した韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は１７日（現地時間）、ＵＡＥの副大統領兼首相であるドバイ首長国のムハンマド首長と会談し、「不確実性の高まりや危機に対応し両国が特別戦略的パートナー関係をさらに強化しなければならない」と強調した。

　また、「宇宙、デジタル、グリーンテクノロジーなど未来産業分野でＵＡＥとの協力が大幅に強化されることを期待する」と表明。「これまで韓国企業がドバイの建設やインフラ事業に積極的に参加し、ドバイの発展に寄与してきただけに、今後もドバイの主要経済プロジェクトに韓国企業が積極的に参加できるよう関心を持って支援してほしい」とし、「韓国が最も信頼できるパートナーになると確信する」と述べた。

　これに対しムハンマド氏は「尹大統領のＵＡＥ国賓訪問で両国関係が新たに飛躍する機会を得た」と歓迎した。また「２０３３年までにドバイを世界３大都市に発展させる目標に向かって前進する過程で韓国は核心パートナーになるだろう」とし「多様な分野の協力強化を期待する」と述べた。そのうえで、「ドバイに進出した韓国企業が最高の能力を土台にドバイの発展に大きく寄与してきた」とし「今後韓国企業がより積極的にドバイに進出し両国の経済発展に寄与できることを願う」と述べた。

　尹大統領は「ドバイに約３０００人のわが国民と１２０社余りの韓国企業が進出している」とし、「両国の未来関係の第一線で励んでいるわが国民と企業に対する関心をお願いする」と呼びかけた。

yugiri@yna.co.kr