韓国政府の「オンライン墓参り」サービス 旧正月などに20万人以上利用
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2023.01.18 13:58
【ソウル聯合ニュース】韓国で、いつ、どこでも墓参りができる「オンライン墓参り」が新型コロナウイルス下のニューノーマルとして定着しつつある。
保健福祉部によると、同部は韓国葬礼文化振興院と共同で2020年9月の秋夕(中秋節)から「オンライン追悼サービス」を運営しており、先祖の墓参りをする中秋節や旧正月のたびに20万人以上が利用している。
専用サイト(sky.15774129.go.kr)で会員登録すれば海外在住の韓国人を含め誰でも無料で「追悼館」を開設して追悼のメッセージや写真、音声、映像をアップロードすることができる。茶礼床(先祖に供える膳)を整えたり、献花・焼香したりすることも可能だ。
同サービスの利用者は20年の中秋節が23万552人、21年の旧正月が24万8732人、中秋節が30万770人、22年の旧正月が28万5445人、中秋節が21万8249人。
保健福祉部は今年の旧正月(1月22日)に合わせ、従来の2Dに加え3Dの追悼館も利用できるようにした。より完成度の高い立体的な空間で故人を悼むことができる。SNS(交流サイト)などで家族や知人らを追悼館に招待する機能も追加した。
tnak51@yna.co.kr