サムスン　ダボスで３０年万博の釜山誘致アピールする広告

【ソウル聯合ニュース】２０３０年国際博覧会（万博）の韓国南部・釜山開催を目指すサムスン電子は１８日、世界経済フォーラム（ＷＥＦ）の年次総会（ダボス会議）が開かれるスイス・ダボスで万博誘致活動を行うと明らかにした。

　同社はダボスの中心街にあるビルの外壁に設置されたデジタルサイネージ（電子看板）に３０年万博の誘致をアピールする広告を掲出する。デジタルサイネージは今回の総会に出席する５２カ国の首脳級が会場に向かう道にあり、広告効果を期待している。

　同社は昨年、博覧会国際事務局（ＢＩＥ）の総会が開かれたフランス・パリ、「太平洋諸島フォーラム（ＰＩＦ）」首脳会議が開催されたフィジーでも万博の誘致活動を行った。英国・ロンドンや香港など世界の主要都市ではランドマークに設置されている大型スクリーンに釜山万博をＰＲする映像を上映した。

　韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）政権は３０年万博の釜山誘致を国政課題に掲げている。政府だけでなく民間、財界も誘致活動に取り組むなど、国を挙げて支援に乗り出している。

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