雑踏事故当時の地元警察署長を起訴 業務上過失致死傷=韓国
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2023.01.18 21:09
【ソウル聯合ニュース】159人が死亡した韓国ソウル・梨泰院の雑踏事故で、ソウル西部地検は18日、現場を管轄していた竜山警察署の李林宰(イ・イムジェ)前署長やソン・ビョンジュ前112(緊急通報)状況室長ら同署の関係者5人を起訴した。
李被告とソン被告は昨年12月に逮捕された。
検察によると李被告は、事故が起こったハロウィーンの時期に人員をさらに投入する必要があるとする報告があったにもかかわらず対応措置を取らなかったほか、事故を認識した後も適切な措置を取らず被害を拡大させたとして、業務上過失致死傷の罪で起訴された。
また、こうしたずさんな対応を隠蔽(いんぺい)するため、自身が事故現場に到着した時刻について虚偽の記載をするよう職員に指示したとして、虚偽公文書作成・行使の罪にも問われている。
ソン被告は事故現場から圧死の危険を知らせる緊急通報があったにもかかわらず、適切な措置を取らなかったとして、業務上過失致死傷の罪で起訴された。
yugiri@yna.co.kr