在韓イラン大使館 尹大統領発言で「韓国政府の説明待つ」
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2023.01.18 21:51
【ソウル聯合ニュース】在韓イラン大使館は１８日、韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領がアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）に派遣されている韓国軍部隊を訪問した際に「ＵＡＥの敵はイラン」と発言したことに関し、「真摯に検討し、注視している。これに対する韓国政府の説明を待っている」と改めて表明した。
同大使館は、ＵＡＥはイランにとって第２位の貿易相手国であるとし、「ＵＡＥとの関係を発展させている」と強調した。
尹大統領は今月１５日、国賓訪問したＵＡＥで韓国軍部隊を訪れ、将兵を激励しながら「われわれの兄弟国であるＵＡＥの安全保障はすなわち、われわれの安保」と述べた。「ＵＡＥの敵、最大の脅威はイランで、われわれの敵は北（朝鮮）」とし、韓国とＵＡＥはよく似た立場にあると語った。
韓国外交部は１７日、「報道された発言はＵＡＥでの任務遂行にベストを尽くしてほしいという趣旨の将兵を激励するためのものだった」と強調したうえで、「イランとの関係など国家間の関係とは無関係であり、不必要に拡大解釈しないでほしい」と伝えた。
一方、イラン外務省の報道官は韓国政府の最近のスタンス、特にイランとＵＡＥの関係に対する外交的に不適切な韓国大統領の発言を深刻に注視しているとし、尹大統領の発言に対する韓国政府の説明を待つと表明しており、大使館側が再び同様の立場を示したことになる。
ikasumi@yna.co.kr
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