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「3年ぶり家族みんなで旧正月」 帰省ラッシュ始まる=韓国

記事一覧 2023.01.20 15:35

【ソウル聯合ニュース】韓国で20日、旧正月連休(21~24日)の帰省ラッシュが始まった。新型コロナウイルス対策の行動制限が全面解除されてから最初の旧正月とあって、今年は大勢の人が移動する見通しだ。この日は連休前日ながら、ソウルの駅と高速バスターミナルは午前から帰省客で混み合っている。

19日午後、大勢の人が行き交うソウル駅=(聯合ニュース)

19日午後、大勢の人が行き交うソウル駅=(聯合ニュース)

 午前9時ごろ、ソウル駅は手土産などを抱えた人たちが次々と行き交っていた。駅構内の店でも土産物を選ぶ人の姿が見られた。

 列車を案内する電光板には、釜山や東大邱、大田、浦項、晋州、全州など主要駅行きの列車のほとんどが満席と表示されている。窓口には立席でも購入しようという人が列をつくっている。

 南部の釜山に帰省するという30代の会社員はこの日、休暇を取った。昨年までは旧正月でも希望する時間帯の乗車券を購入できたが、今回は連休中の乗車券を予約できなかったためで、「コロナ前の雰囲気に戻り、購入が難しくなった」と話した。

 南部の慶尚南道・梁山行き列車を待つ大学生は、今年は親戚も集まりにぎやかに過ごすことになると、うれしそうな表情を見せた。40代の会社員は「娘を2人とも連れて実家に行くのはコロナ後で初めて。両親がとても喜ぶと思う」と語った。

旧正月連休前日、ソウル駅で列車に乗り込む帰省客=20日、ソウル(聯合ニュース)

旧正月連休前日、ソウル駅で列車に乗り込む帰省客=20日、ソウル(聯合ニュース)

 ソウルの高速バスターミナルの待合室も混雑している。南東部の慶尚北道・浦項出身の大学生は、高速鉄道(KTX)に乗ろうとキャンセル待ちをしていたが、あきらめてバスを利用するという。30代の会社員も「コロナ以降はぎりぎりでも鉄道を利用することができたが、今回は席を取れなかった」と話した。

 高速バスも予約していなければ乗車が難しい。釜山、大邱、大田、光州など主要都市行きのバスはほぼ満席だ。

 一方、地方から到着したバスからは、ソウルに暮らす子どもと一緒に旧正月を過ごすため上京した高齢者の姿も目に付いた。

 主要高速道路は午前から渋滞している。韓国道路公社によると、20日正午の時点でソウルの料金所から各地の主要都市までの所要時間は、釜山が6時間10分、蔚山が5時間50分、大邱と光州がそれぞれ5時間10分、江陵が2時間40分、大田が3時間10分と予想されている。

mgk1202@yna.co.kr

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