尹大統領夫妻が旧正月のあいさつ　「政府と民間が一つになって飛躍」

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は２１日、旧正月（今年は１月２２日）のビデオメッセージで、このほどアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）とスイスを訪問したことについて、「韓国国民と企業家が世界で能力を発揮できるようすべての日程の焦点を経済に合わせた」とし、「国内外（の状況）が容易ではないが、政府と民間が一つになり、新たな飛躍に向けて進むことができるよう、あらゆる能力を結集する」と述べた。

　約２分の映像で尹大統領は金建希（キム・ゴンヒ）夫人とともに韓服（韓国の伝統衣装）を着てメッセージを送った。

　尹大統領は国民に向け旧正月を迎えるあいさつをし、新しい年には恵まれない境遇におかれた人たちをより温かくケアしていくと強調した。

　また旧正月連休中も働いている国民、軍人、警察官、消防士などの苦労をねぎらい、謝意を伝えた。

　尹大統領は「大切な方々と共に新年の希望を分かち合う旧正月になることを願い、今年も健康と幸せがいっぱいになることを願う」と話した。

　金建希氏は社会を明るくしてくれるすべての人たちを尊敬し感謝するとし、困難な境遇にある隣人を温かく迎えることができる旧正月になることを願うなどと話した。

　尹大統領はＵＡＥとスイス歴訪日程を終え、現地時間の２０日にスイスのチューリヒから帰国の途に就いた。２１日午前、韓国に到着する。

yugiri@yna.co.kr