韓国 けさのニュース(1月26日)
◇22年GDP成長率2.6% 10~12月期は0.4%減
韓国銀行(中央銀行)が26日発表した韓国の2022年10~12月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比0.4%減少した。四半期ベースでマイナス成長を記録するのは新型コロナウイルスの感染拡大の影響が本格化した20年4~6月期(3.0%減)以来10期ぶり。ただ、22年通年では韓国銀行が予測した2.6%を達成し、2年連続のプラス成長となった。
◇中部地方で雪 最高気温氷点下2~6度
26日の天気は全国的に曇りで、中部地方を中心に雪が降る。雪は午前中に全羅北道、昼には慶尚北道北部の内陸と慶尚北道北東部の山間部に広がる。全羅南道と慶尚道の内陸では夜から雪になりそうだ。雪は首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)では午後遅く、その他の地域では夜にやみそうだ。予想積雪量は鬱陵島・独島で5~20センチ、済州島の山間部で2~7センチ、忠清道、全羅北道、全羅南道西部で2~5センチ、慶尚北道南部、慶尚南道の内陸、全羅南道東部、済州島沿岸で1センチ前後。最高気温は氷点下2度~6度の予報となっている。
◇北朝鮮ハッカー組織 偽メールで暗号資産窃取試みる
米情報技術(IT)セキュリティー企業のプルーフポイントはこのほど発表した報告書で、北朝鮮のハッカー組織が暗号資産(仮想通貨)を盗むために有名企業の求人などを装った偽の電子メールを送る新たな手口を試みているとの分析結果を明らかにした。国際社会の強力な制裁を受ける北朝鮮は、外貨稼ぎのためにサイバー犯罪に着目している。報告書は「北朝鮮が暗号資産の価値下落にかろうじて耐えながら、引き続き暗号資産を政権の資金稼ぎの手段として活用しようとする努力に没頭している」と説明した。
◇新規コロナ感染者3万5096人 前週比約5300人増
中央防疫対策本部は26日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から3万5096人増えたと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日に比べ約5300人多い。