ソウル市教育庁トップに一審で有罪判決 政府高官不正捜査組織の初案件
社会・文化
2023.01.27 16:26
【ソウル聯合ニュース】解雇された教員らを不正に採用したとして職権乱用権利行使妨害と国家公務員法違反の罪に問われたソウル市教育庁トップの曺喜ヨン(チョ・ヒヨン)教育監に対する判決公判が27日、ソウル中央地裁であり、懲役1年6カ月、執行猶予2年が言い渡された。この判決が確定すれば、関連法に基づき曺氏は教育監の職を失う。
曺氏は2018年、解雇された元全国教職員労働組合所属の教師など5人を特別採用するよう担当者に指示し、公開競争の原則に背くという副教育監らの反対を押し切って不当に採用したとされる。
これを監査院が警察に告発。政府高官らの不正を捜査する新組織として21年に発足した高位公職者犯罪捜査処(公捜処)が最初の案件として捜査した。
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