韓国政府　３０年万博の誘致活動を支援する特別大使任命

【ソウル聯合ニュース】韓国南部・釜山に２０３０年国際博覧会（万博）を誘致するための活動を支援する特別大使に元駐ジュネーブ韓国代表部大使の崔京林（チェ・ギョンリム）氏が任命された。外交部が２７日発表した。

　対外職名は「国際博覧会機構協力大使」に決まったという。

　崔氏は産業通商資源部の次官補などを務めた外交・通商分野の専門家で、現在は万博の釜山誘致を目指す誘致委員会で特別顧問として誘致交渉を点検・指揮している。

　外交部は「崔大使はこれまでの経験と専門分野の知識を土台に博覧会国際事務局（ＢＩＥ）と緊密なネットワークを構築し、ＢＩＥ加盟国の高官と接触して万博の釜山誘致交渉活動に大きく寄与できるだろう」と期待した。

　政府はまた、「経済安保大使」にソウル大法学専門大学院教授の李在ミン（イ・ジェミン）氏を、２０カ国・地域（Ｇ２０）加盟国との外交活動で、首脳の補佐役を務める「Ｇ２０シェルパ」に元企画財政部国際経済管理官（次官補級）の宋寅昌（ソン・インチャン）氏を任命した。

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