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ジンエアーが四半期ベースで黒字に 韓国LCCではコロナ禍後初

記事一覧 2023.01.30 20:04

【ソウル聯合ニュース】韓国格安航空会社(LCC)のジンエアーが30日に発表した2022年10~12月期の連結決算によると、売上高は2254億ウォン(約238億円)、本業のもうけを示す営業利益は116億ウォンを記録した。新型コロナウイルス禍の後、韓国LCCのうち四半期ベースで営業利益が黒字になったのは同社が初めて。

ジンエアーの旅客機(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

ジンエアーの旅客機(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 金融経済情報メディアの聯合インフォマックスは同社の22年10~12月期の営業利益を70億ウォンと予想していた。

 四半期ベースでジンエアーの営業損益が黒字を記録したのは、2019年の1~3月期以来、15期ぶり。

 22年通期の売上高は5939億ウォン、営業損益と純損益はそれぞれ672億ウォン、451億ウォンの赤字だった。前年に比べ売上高は140%増加し、営業損失と純損失は減少した。

 昨年下半期から日本や東南アジアなどへの国際線の運航が拡大し、業績が改善したとみられる。

 特に日本が昨年10月、入国者数の上限撤廃や短期滞在ビザの取得免除、個人旅行の受け入れ解禁を実施したことを受け、日本路線の便数が大幅に増えた。

 ジンエアーの22年10~12月期の国際線旅客数は約66万人で、コロナ禍前の19年同期の63%程度に回復した。

 19年10~12月期比での回復率は韓国航空会社のうち同社が最も高いことが分かった。エアプサンは56%、チェジュ航空は54%、ティーウェイ航空は53%、大韓航空は44%、アシアナ航空は37%となっている。

 ジンエアーは今年、年間での黒字転換を目標にコスト削減と収益最大化を推進する計画だ。

yugiri@yna.co.kr

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