現代・起亜の累計販売台数 上半期に1億5千万台突破の見通し
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2023.01.31 10:00
【ソウル聯合ニュース】韓国自動車大手の現代自動車と子会社の起亜の累計販売台数が上半期(1~6月)中にも1億5000万台を達成する見通しだ。
聯合ニュースが現代と起亜の販売台数を集計した結果、昨年までの累計販売台数は1億4744万9384台だった。両社の今年の目標販売台数は752万台で、月別の販売目標(平均62万7000台)を順調に達成すれば、早ければ4月、遅くても5月には1億5000万台を突破するとみられる。
国内販売は起亜が1962年、現代が1968年、輸出は起亜が1975年、現代が1976年にそれぞれ開始した。両社の累計販売台数は1983年に100万台、1993年に1000万台、2008年に5000万台、2016年に1億台を突破。自動車販売開始から61年で1億5000万台販売という新たな成果達成が目前に迫っている。
これまで最も多く販売されたモデルは現代の小型セダン「アバンテ」(1473万台)だった。
両社は今年、累計1億5000万台達成を機にスマートモビリティーソリューション企業への転換を加速させる方針だ。
現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長は、自動車業界の電動化に合わせ電気自動車(EV)分野のトップランナーにならなければならないという「ファーストムーバー戦略」を提示し、EV専用プラットフォーム(車台)「E―GMP」を開発するなど市場をリードしている。
また、同グループは「空飛ぶクルマ」と呼ばれる都市航空交通システム(UAM)、ロボティクス、自動運転など未来事業の競争力確保に向けた投資も強化している。
hjc@yna.co.kr