文前政権の法相 きょう一審判決=職権乱用・収賄など
記事一覧
2023.02.03 06:04
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁で3日、収賄罪や職権乱用罪に問われた曺国(チョ・グク)元法務部長官の一審判決公判が開かれる。
文在寅(ムン・ジェイン)前政権で青瓦台(大統領府)の民情首席秘書官、法務部長官を務めた曺被告は、娘と息子の不正入学に絡む業務妨害、虚偽公文書作成・行使などの罪や、娘の奨学金を不正に受給した収賄罪などで2019年12月に起訴された。その翌月には、高官らの不正を調べる民情首席秘書官を務めていた際、文在寅氏に近いとされた柳在洙(ユ・ジェス)前釜山市副市長に対する監察を打ち切った職権乱用の罪で追起訴された。
昨年12月2日の論告求刑公判で検察は懲役5年と罰金1200万ウォン(約126万円)、追徴金600万ウォンを求刑した。
曺被告の妻で、娘の不正入学を巡る業務妨害や私文書偽造などの罪に問われたチョン・ギョンシム前東洋大教授は大法院(最高裁)で懲役4年の判決が確定した。息子の不正入学に絡み追起訴されており、この日の公判ではこれについての判決も下される。
yugiri@yna.co.kr