Go to Contents Go to Navigation

日本製品の不買運動終了? 大挙して訪日する韓国人観光客

記事一覧 2023.02.05 10:45

【ソウル聯合ニュース】2019年の日本による対韓輸出規制をきっかけに韓国で起きた日本製品不買運動の参加者が減り、韓国人観光客が大挙して日本を訪れている。

大阪行きのフライトを表示する仁川国際空港の電光掲示板(資料写真)=(聯合ニュース)

大阪行きのフライトを表示する仁川国際空港の電光掲示板(資料写真)=(聯合ニュース)

 韓国の世論調査会社、エムブレイントレンドモニターが5日公表した調査結果によると、成人約1000人を対象に昨年12月に実施した調査で「文化・歴史的に日本から受けた被害を忘れてはならない」と答えた人は回答者の71.0%で、2020年12月の80.3%に比べ減少した。

 「日本のことを考えるだけで腹が立つ」は同期間に55.0%から38.4%に、「日本は敵対国だ」は49.9%から36.1%にそれぞれ減った。

 日本製品の不買運動に関する質問でも、日本に対する敵対感情が和らいでいることが分かる。

 「不買運動をしたことがある」と答えた人は20年の調査では71.8%に達したが、昨年は60.0%にとどまった。

 反日感情が和らいだことで、日本や日本人に対する認識も変化している。

 昨年の調査では69.3%が「日本政府と日本人を区別して考える必要がある」と答えた。

 また今後の日本旅行に関する質問では、「日本が嫌いでも日本旅行には行く」と答えた人が20年の28.2%から昨年は45.5%に増加した。

 一方、「いくら安くても日本旅行には行かない」との回答は55.7%から26.8%に急減した。

 インターネット通販大手のGマーケットによると、今年1月1~17日に販売された国際線航空券の行き先別のランキングで、日本の大阪、福岡、東京が1~3位を占めた。

 予約サイト大手のインターパークで昨年10月11日から先月11日までに日本行き航空券を発券した人は前年同期の400倍近くになった。これは新型コロナウイルス禍以前の19年と比べても約4.8倍。

 昨年10月11日から先月11日までに日本へのパッケージ旅行を予約した人も前年同期比で700倍以上になった。

sarangni@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。