韓国国会きょうから対政府質疑 初日は政治・外交・統一・安保分野
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2023.02.06 09:10
【ソウル聯合ニュース】韓国国会は6日から3日間、対政府質疑を行う。初日は政治・外交・統一・安全保障分野で、政府側から韓悳洙(ハン・ドクス)首相や朴振(パク・ジン)外交部長官、韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官、李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官らが出席する予定だ。
与党「国民の力」は、企業元会長による北朝鮮への送金など、最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表を巡る疑惑に焦点を当てる見通しだ。前政権で法務部長官などを務めた曺国(チョ・グク)氏に対する実刑判決を取り上げて野党への攻勢を強める一方、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領のアラブ首長国連邦(UAE)・スイス訪問での外交成果を強調するとみられる。
共に民主党は、大統領公邸を決める際に占い師が関与した疑惑と、尹大統領が「UAEの敵はイラン」と発言した問題を追及する方針だ。ソウル雑踏事故について李行政安全部長官の責任問題を改めて指摘するほか、北朝鮮無人機の韓国侵入や日本による植民地時代の徴用訴訟問題など、外交・安保懸案も扱うと予想される。
対政府質疑は7日に経済分野、8日に教育・社会・文化分野と続く。
mgk1202@yna.co.kr